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新月の願い事 書き方のコツは?効果はある?満月の日との関係は?

月とネコ

月にまつわる話が好きで、ついつい興味深く聞いてしまいます。

「スーパームーン」があれだけ話題になるのも、人は昔から月をみることが好きなんですよね。

以前に友人から、「新月の日に願いごとをすると叶いやすいらしいよ。できるだけ具体的に書くといいみたい。」と教えてもらいました。

なんとなく効力がある気がして、それから幾度となく願い事をしてきました。

でも、私がいいかげんに聞いていたのか、いろいろ勘違いしていたようです・・・。

この新月の願い事、タイミングや願い方などいくつかのポイントを守ることが大切なのです。

新月の願い事はセルフイメージの強化。「お願い」では効力なし。

細かい点での違いがあったものの、大体共通していたのは次のようなことでした。

  1. 新月になった時間から48時間のうちに。フライングはNG。
    (ボイドタイムという空白の時間は避けること)
  2. 気持ちの中で思うだけでなく、紙に書き出すこと。
  3. 願い事は10個まで。
  4. 私は○○します。」「私は○○できます。」と自分を主にする。
    (「私は○○できました。」のように過去形で書くという方法もあり)
  5. 人の行動や気持ちが変わるような願い事はしない。
  6. ネガティブな願い事はしない。

「願い事」というと、こんな感じ↓を思い浮かべませんか?

  • 「今度の異動でいい部署に行けますように
  • 「夫婦仲良く過ごせますように
  • 「次の資格試験に合格しますように
  • 「家族がこれからも健康でいられますように

私もずっと「○○しますように~」と呪文のように念じ続けていたのです。

「○○しますように」の続きをあえて書くとしたら、「どうかお願いします!」でしょうか。

あまりにも運まかせ・天まかせな感じで、あまり願いが叶いそうにありません。

願い事もザックリし過ぎていて、イメージがしにくいです。

「新月の願い事」と「初詣で神様に祈ること」を、完全に混同していました。

本当に叶えたい願い事は、「私は○○します」という風に、自分がどうなりたいのか、願いが叶う自分の姿を強くイメージして書くようにします。

イメージをどれだけ強く、鮮明に思い描くことができるかが大切です。

例えば私が、受講している放送大学の単位認定試験に合格したいという願い事を書くとします。

今までだったらきっとこう書いていました。

「単位認定試験に合格できますように!」

でも、これだと誰のための願い事なのかはっきりイメージできませんよね?

頭の中には「単位認定試験」「合格」という言葉が浮かぶだけです。

合格する自分の姿が具体的にイメージできないと意味がないのです。

私は必ず単位認定試験に合格します。

これなら、頭の中に単位認定試験に合格する自分の姿を思い描くことができます。

自分に暗示をかけるような感覚でしょうか。

合格する自分の姿を脳に刷り込み、ポジティブな意識づけをすることで、より願いが叶いやすい行動へとつながっていくのです。

一方で、このような願い事はあまり意味がないようです。

「上司が私を認めてくれますように」

「彼が私のことを好きになりますように」

自分の意志で自分の行動や感情を変えることはできても、人の行動や意識を変えることはできないですよね・・・。

じゃあ、相手との関係を変えたいと思った時は方法がないのでしょうか?

そんなことはありません。

自分の意識や態度を変えることで相手が変わり、自分のまわりの環境が変わっていくことは十分にありえます。

相手との関係を今より良くしたい時は、自分が相手に対して変えられることはないかを探してみてください!
それを願い事にすると叶いやすくなります。

このように考えると、「新月の願い事」を単なる運まかせ・神頼み的なことと一緒にしてはいけないことがわかります。

なぜ新月の日なの?満月の日ではダメなの?

調べてみると、このような理由が一番多くあげられていました。

  • 新月には不思議なパワーがあるから
  • 自然界のエネルギーが増している日だから
  • 新月の願い事は叶いやすいから
  • 生物は月の周期と深い関係があるから

「新月にはそういう不思議な力があるから!」と信じる気持ちも確かに大切だと思うのですが、私が一番しっくりきたのはこちらの記述です。

新月【しんげつ】

朔(さく)とも。月の黄経と太陽の黄経が一致したとき(黄緯も一致したとき,つまり太陽,月,地球が全く一直線上に並んだときは日食が起こる)。月は暗黒面を地球に向けるので地球からは一日中見えない。旧暦では新月を含む日を月の第1日とする。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディア/新月(しんげつ)とは コトバンク

ここから想像できるのは次のようなことです。

  1. 旧暦で初日だったことから、新しく願い事をするのに適している
  2. 「月がみえない=無の状態」から月が満ちて満月になっていく過程に、
    願望が少しづつ現実になっていく様子を重ね合わせた
  3. 月のない世界=何も見えない暗闇の世界。
    瞑想して自分の内面に向かい合い精神統一することに向いていた

昔から人は、月が無の状態からゆっくりと確実に満ちていく姿に自分の願望を重ね、成就を祈ったのではないかと思います。

また新月の日というのは、夜空から月が消えている状態。
月のサイクルでいえば、一周してちょうどリセットされた状態です。

毎晩変化していく月の下で生活している私達も、月の姿に自分の姿を投影することは自然なことだと思えます。

新月の日というのは、一旦気持ちを落ち着けてリセットし、自分の内面に問いかけ、抑えていた願望をあぶり出すのにとても適しているのです。

願望の中には、あやふやな状態でくすぶっていたものもあるかもしれません。

「自分には無理だ」という自信のなさから、無意識に心の奥にしまって忘れていたということもあるでしょう。

「自分が望んでいることは何か」をはっきり自覚することで、
ようやく自分がたどり着きたい姿への一歩を踏み出すことができるのでないでしょうか。

新月の日が願い事をするのにふさわしいというのは、このように考えると納得できます。

願い事を叶えるために満月の日にすべきこと。

新月の日に心の中で強くイメージした自分の姿、イメージして「はい終わり」ではないのです。

  • イメージした通りの自分に近づけている?努力を続けている?
  • その時の願いや自分の姿は、今も自分が望んでいるもの?
  • 方向性は間違っていない?
  • 本当は手放さなきゃいけないものにしがみついていない?

満月の日は「リセットの日」。

今の現状を振り返り、再度自分の気持ちを整理してみるのにふさわしい日と言われています。

勉強も「予習」と「復習」を繰り返すことで身につくものですよね。

新月の日にイメージした姿が「予習」だとしたら、満月の日までの半月をどんな風に過ごしたのか振り返ってみる「復習」の時間が必要になります。

満月を見かけると、つい足を止めて魅入ってしませんか?

一度気持ちを落ち着けて、自分の進んできた道を振り返ってみてください。

新月の日に願った自分の姿が現実のものになっていたら、満月をみていても心から満ち足りた気持ちになれるはずです。

まわりのいろいろなことに感謝する気持ちも湧いてきます。

もしまだ実現していなくても、満月の強いパワーをもらってもう一度前に進めばいいのです。

進んできた方向が「ちょっと違った?」と感じたら、そこでいったんストップして手放すべきものは思い切って手放し、身軽な気持ちでちょっとづつ方向を変えていけば軌道修正だってできます。

「新月の日の願い事」を宙に浮いた状態にしてしまわないために、月のパワーを一番もらえる満月の日は有効に活用したいですね。

特に、月が地球にもっとも近づいた状態で起こる「スーパームーン」はより多くのパワーがもらえると言われています。

2019年、新月の日。自分の内面に向きあってみる

新月の願い事は、
「自分の行動で変わる未来、変わる自分の姿」を強く意識できなければ、あまり意味がないことがわかりました。

今まで深く考えずに願い事をしていましたが、自分なりに解釈した今は、
「叶うかも」ではなく「叶える」ための準備をする時間だと思っています。

バタバタした日々の中、新月の日にほんの少し時間をとって、
今自分はどんな状態で過ごしているのか、どんなことに幸せを感じて、どんなことにストレスを感じるのか、を静かに振り返ってみるのもいいと思います。

そこから、自分がやりたい思っていること、こうなりたいと願っていたことが浮かんでくるかもしれません。

たとえ小さなことでも、それを達成できた時の自分を強くイメージしておくことで、将来をより明るく良いものにしていきたいと思っています。

「新月の願い事は知っていたけど、適当にお願いしていた」という方、この記事が一つでも多く願いを叶えるための参考になれば嬉しいです。

2019年の月暦(国立天文台暦計算室)です↓

「朔」が新月にあたります。

2019年暦要項 朔弦望 (国立天文台暦計算室)

空白の時間にあたるというボイドタイムについては、西洋占星術の知識になるのでこちらでは記述しませんでした。

こちらのサイトに詳しく出ています↓