ライフ・イベント

ハロウィンのお菓子や仮装の由来は?かぼちゃのお化けはなに?

ジャックオランタン

今では日本の秋のイベントとしてすっかり定着したハロウィン。

渋谷での盛り上がりは年々右肩上がりだし、最近はディズニーランドやUSJなどテーマパークでもハロウィンイベントを盛大に行っていますよね。

「ハロウィンに仮装ってなぜ?どんな由来があるの?」

「子どもにお菓子を子供にあげる意味ってなに?」

「お化けかぼちゃはどうして生まれた?」

こんなハロウィンにまつわる由来や理由などアレコレお話させていただきます!

ハロウィン仮装の由来と理由

ハロウィンの仮装の理由は、現れた悪霊に魂をとられないために魔女やおばけの仮装で仲間のふりをして自分の魂が取られるのを防いだのが始まりです。

40代の私にとって、ハロウィンはあまりなじみ深いものではありません。

ちょっと気味の悪いオレンジ色のかぼちゃお化けを雑誌で目にすることはあっても、あくまで「どこかの外国のお祭り」くらいにしか思ってませんでした。

それが、子どもだけでなく大人も仮装して大々的に盛り上がるイベントになるとは・・・

「どうしてハロウィンに仮装するの?」

もし子供に聞かれたとしても答えられない人がほとんどだと思いますし、わたしもハロウィンがどんな日なのかはいまいちピンと来ません。

もともとハロウィンは、古代のケルト人が収穫を祝うとともに死者の魂がこの世に戻ってくる日で、悪霊などを追い出すちょっと宗教的な意味合いが強いイベントでした。

9世紀頃のアイルランドの文献にはすでにハロウィンの記述があるようなので、ケルト民族の人達にとっては大切な、古くから続く風習だったことがわかります。

当時のケルトでは11月1日が新年の元旦の日にあたるので、ハロウィンの10月31日はいわば大晦日になるわけですね。

ハロウィンの日には、死者の魂がこの世に戻ってきて、一緒に悪霊がこの世に現れると言われていました。

死者が街中をうろつきまわるので、健康な人間はあちらの世界に連れ去られてしまう恐れがある・・・

だから、悪霊と同じような姿に変装して目立たないようにし、わが身を守ったというわけですね。

現代のようなハッピーなお祭りの日ではなく、当時のケルトの人達にとってハロウィンの日は死の世界への扉が開くとっても恐ろしい日であり、魔除けが必要な日だったのです。

今ではハロウィンの仮装のバリエーションも増えて、魔女やおばけとは関係ない仮装をしている人も多いですが、もともとは仲間のふりをするために仮装していたのです。

ハロウィンの仮装には、今では想像もつかないこのような由来があったんですね。

ハロウィンでお菓子をあげる理由とトリック オア トリートの意味は?

日本ではあまり行っていないようですが、本場アメリカだと子ども達がお菓子をもらいに家々をまわる風習がありますよね。

「死者の日」と恐れられていた当時、悪霊がやってきた時になにかお供え物を差し出さないと魂をとられるということから、お供え物がお菓子をあげるに変化して伝わったようです。

仮装と同じく悪魔を追い出す習わしから来ているんですね。

その時に「trick or treat(トリック オア トリート)!」と子ども達が呼びかけますが、これってどんな意味があるのでしょうか?

「trick」=だます、はかる、かつぐ→「いたずらする」の意味になり、「treat」=扱う、もてなす→「お菓子を出す」の意味になります。

悪霊にふんした子どもたちが「(自分達が)いたずらするか(そっちが)お菓子を出すかどっちか選んで!」ということで、「trick or treat!お菓子くれないといたずらするよー!」という可愛らしい呼びかけ言葉だったんですね。

日本では、子ども達がお化けだけじゃなく好きなアニメキャラクターなんかにも可愛らしく仮装し、パーティなどでお菓子をもらって食べるということが多いようですね。

もしハロウィンの日にこうした子ども達がやってきて「trick or treat!」と呼びかけられたら、「Happy Halloween! Here you are. 」と答えてチョコレートやキャンディなどお菓子をあげてくださいね!

ハロウィンのかぼちゃのお化けはなぜ?

オレンジ色のちょっと怖い顔のかぼちゃのお化け、ハロウィンが近づくといたるところで目にしますよね?

これは「魔除け」の意味があるんです。

ハロウィンに現れる悪霊を怖がらせるために、かぼちゃを怖いおばけの顔にくり抜いて灯篭として悪霊を追い払うために使っていました。

「ジャック・オ・ランタン」という呼び名があるのをつい最近知った40代ですが、なぜ「かぼちゃ」なのでしょう?

かぼちゃの中身をくりぬいて灯りを入れ使うものなのですが、実は元々のアイルランドではケルト人がかぼちゃではなくターニップという「カブ」を使っていました。

アメリカにその風習が伝わった時、アメリカではあまりカブは馴染みなくまだ珍しい野菜でした。

そこで収穫量も多く、身近にあって手に入りやすかったかぼちゃを使ってランタンを作ったとされています。

ジャックオランタンという名前も印象的ですが、ちょっと面白い由来をみつけましたのでご紹介します。

昔あるところにジャックというお酒好きの荒くれものがいました。

ハロウィンの日にも酒を飲んで酔っ払っていたところ、悪霊が現れます。

魂が欲しいという悪霊に「お酒と交換なら」とジャックはいい、持ち前のずるがしこさで悪魔をだましコインに閉じ込めます。

閉じ込められた悪霊はジャックに懇願し、「魂を10年間とらない」という約束で解放してもらいました。

10年後、ふたたび悪霊が「魂をくれ」とジャックの前に現れますが、またもやジャックのほうが上手で悪霊を木の上に閉じ込めてしまいます。

結局悪霊は「もう2度と魂はとらない」と約束されられ、木からおろしてもらいました。

ジャックの寿命がつきた後、数々の悪行のせいで天国に行けなかったジャックは地獄の入り口へ。そこで悪霊に出合いますが「魂はとらない約束だったから戻れ」と追い返されてしますんです。

もちろん生き返ることなどできず、天国にも行けないジャック。真っ暗で何もみえない中、ちいさな灯りだけを悪霊からもらうことができました。

ジャックはその灯りが消えてしまわないように、近くにあったカブをくりぬいて灯をいれました。

ジャックはその小さなカブのランタンをひとつ手に持ち、真っ暗で終わりのない道を今も永遠にさまよい続けているのです・・・

ハロウィンは世界の地域によって違う?

ハロウィンと聞くとアメリカが民間行事として定着しているので本場のような感じますが、もともとはヨーロッパで始まったもの。

現代では世界の地域によってハロウィンの日の過ごし方は少しづつ違っているようです。

発祥の地であるアイルランドでは10月の最後の月曜日から1週間学校がお休みになる「ハロウィン休み」が存在します。

昔は「死者が蘇る日」だったハロウィンも、今ではお祭りとしてイベントを楽しむアメリカンスタイルが定着していますが、田舎のほうでは昔魔除けのために行ったたき火などを行う風習が今も残っているようです。

イタリアでは、お祭り騒ぎというよりも本来の「死者が戻る日」の意味合いが現代でも強いようです。

こちらも3日間学校がお休みになる「ハロウィン休み」がありますが、日本のお盆の感覚に近く、お墓参りに出向いたり、古くから伝わる「死者のお菓子」を食べたりして過ごします。

ドイツもイタリアと同様に「死者の日」としての意味合いが強く、お祭りを楽しむという感覚ではないようです。

興味深い風習として、ドイツでは10月31日に家の中の包丁を隠すというものがあります。

これは、戻ってきた死者の魂を傷つけないと同時に、家人が死者に切りつけられたりしないようにという意味もあるそうです。

このように「ハロウィンの日」といっても、世界によって意味合いや過ごし方が変わってきます。

別々の地域に伝わり長い年月をかけて定着していく間に、その国の人々の生活習慣や価値観、宗教観などによってさまざまに変化していったのだと思うと面白いですね。

ハロウィンの仮装の由来やお菓子をあげる意味など まとめ

いかがでしたでしょうか?

ハロウィンの仮装の意味や、子供にお菓子をあげる理由、ジャック・オ・ランタンというかぼちゃのお化けの由来、世界のハロウィン事情などをご紹介しました。

今回お話した他にも、ハロウィンの由来や意味については諸説あるようです。

今でもケルト人の文化が残っている地域だと、かぼちゃではなくカブの灯篭をつかっているところもあるとか。

意外と調べてみると奥深いハロウィン。

これまでは「オレンジのかぼちゃのお化け」「仮装」「こどもにお菓子」くらいしか知らず理由や意味も考えたことがなかったのですが、こうして歴史的な背景も調べてみると本当に面白いですよね。

ハロウィンの意味や由来を知って、ハロウィンを身近に感じることができました。

この記事が少しでもハロウィンを知る参考になれば嬉しいです。

ハッピーハロウィン、どうぞ楽しんでくださいね!

ハロウィンパーティーの準備が面倒な時はダイソーグッズが便利!ハロウィンパーティーやってあげるね~って子どもと約束したけど、飾りとか仮装の準備とか探しに行く時間がない! ネットショッピングもい...