ママの悩みの種、離乳食。
たくさんの種類の食材を食べてもらいたいけど、赤ちゃんにとっては苦手な野菜もありますよね。
時間をかけて作ったのに、食べてくれないと本当に悲しくなります。
レトルトの離乳食ならパクパクと食べてくれたりすると「なんでー?」と思っちゃいますし・・・
うちの子も離乳食を食べてくれなくて、悩みました。
一時期は、離乳食の時間が嫌でストレスも溜まって作りたくなかったほど。
でも赤ちゃんに食べる楽しさを知ってほしくて、様々な方法を試してみました。
その中でも効果のあった方法をご紹介しますので、ぜひ試してみて下さいね!
Contents
離乳食が進まない子は好き嫌いが多くなる?
離乳食時期の好き嫌いが将来の食事の嗜好に直接影響するわけではないのですが、4歳を過ぎた頃から自我が発達してきて、好き嫌いがはっきりしてきます。
離乳食で食べていた食材を4歳頃には食べなくなったり、逆に苦手だった食材を食べるようになったり。
なので、離乳食の時期に好き嫌いが多いことにそれほど悩む必要はありません。
好き嫌いなく食べてくれることも確かに大切ですけど、それよりも離乳食の時期に様々な食材に触れることが重要なんです。
赤ちゃんができるだけ新しい味を体験して、刺激を受けられるようにしましょう。
たくさんの食材に触れてもらうには7〜8ヶ月の「もぐもぐ期」がとっても大事です。
この頃に食べられる食材は、「きっと食べないだろう」というママの思い込みからくる判断はなしにして、なんでも食べさせてみましょう!
一度食べなかったからといって嫌いになったわけじゃないかもしれませんし、たまたまその時の味付けが好きじゃなかっただけかも・・・?
「この野菜は苦手だから」と思ってそのまま食べさせないでいると、苦手な物を増やしていってしまいます。
離乳食を食べない時の工夫
野菜が苦手な赤ちゃんは多いですよね。
赤ちゃんの味覚は大人に比べて敏感なので、酸味や苦味が強い野菜を食べたがらない子も多いんです。
そんなときは野菜を美味しく食べてくれるように、調理の仕方を工夫してみましょう!
離乳食の工夫 野菜の形を変えてみる
野菜を星や猫の形、スティック状にしてみましょう!
手づかみ食べを初めているなら、自分で食べる楽しさもあって食べてくれますよ。
このとき鍋で茹でるよりも、シリコンスチーマーがおすすめです。
シリコンスチーマーだと圧力鍋のように旨味をぎゅっと閉じ込めてくれるので、野菜が甘くなるんです。
電子レンジでも使えるので時短にもなりますよ!
離乳食の工夫 野菜を隠す
野菜をすりおろしたり細かく刻んで、パンケーキにしちゃいましょう!
卵なんかも苦手な子が多いですが、パンケーキであれば卵や牛乳も一緒に摂取できますよね。
他にもミルクと混ぜてまろやかな野菜ジュースを作って、少しづつ野菜の味に慣れさせてあげるのも良いですよ。
離乳食の工夫 下ごしらえの方法
苦手な赤ちゃんが多いピーマンやほうれん草などの青菜は、しっかり下ごしらえをすることで苦みをなくすことができますよ!
ほうれん草やピーマンは、アクがつよくて大人でも苦手な人が多いですよね。
茹でた後に冷水にさらすことでアクが抜け、食べやすくなります。
酸味のつよいトマトは、皮と種を除いて加熱調理しましょう。
熱を加えることで酸味が少なくなります。
潰してトマトピューレもおすすめです。
ヨーグルトなどにかけてあげると、とっても食べやすくなりますよ!
離乳食作りのストレス 解決法は?
食事の時間は楽しいものにしたいですよね!
それは赤ちゃんも同じことで、ママがストレスでイライラしていると余計に食べなくなってしまいます。
「食べさせなきゃ!」と思わないで楽な気持ちで赤ちゃんに向かい合ってくださいね。
たまにはレトルト食品を使ったり、赤ちゃんが好んで食べてくれる食材にしても良いんです。
ママが赤ちゃんに「美味しいねー」と笑顔で伝えてあげましょう!
それでも毎日休むわけにはいかない離乳食、思い通りにいかない日もありますよね。
食材で遊んで床にこぼされたり、お皿をひっくり返すことだってあります。
そんなときは、床のお掃除だと思って気持ちを切り替えて拭き拭きしましょう。
赤ちゃんにも布巾を渡したら、ママの真似をして一緒に拭いてくれるかもしれませんよ!
汚れやすいカーペットやラグの場合は、レジャーシートを用意しておくのもおすすめです。
わが家では離乳食の時間の必須アイテムで、とっても便利なんです。
食事の間イスとテーブル下に敷いておけば、子どもがどれだけ食材や水をこぼそうがサッとひと拭きです!
絨毯の上でも使えるので、たまには気分転換にご飯を食べる場所を移動してみてはいかがでしょうか?
離乳食を食べない子の対処と工夫 まとめ
好き嫌いがはっきりしてくるのは、4~6歳頃。
離乳食期はたくさんの食材を味わってもらって、いろんな刺激を受けさせてあげてくださいね!
苦手なものはちょっとした工夫をしてみましょう。
- 食材の切り方、形を変えてみる
- 食材が見えないように隠す
- 下ごしらえを工夫する
時には離乳食をお休みすることも大切です。
疲れたりストレスが溜まっていることに気がついたら、ちょっとひと休みして気分転換してください。
赤ちゃんもママも笑顔で楽しい食事を心掛けましょうね!