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世界名作全集 1970年代 40代の思い出の本は今でも手に入る?

数冊の本
  皆さん、今でも忘れない思い出の本ってありますか?

私は子供のころから本を読むことが好きだったので、常に何冊かの本をまわりに置いて過ごしてきました。

数学や物理のテストは早々とあきらめていた私も、国語の成績だけなぜか良かったのは子供のころの読書習慣のおかげだったと今でも思います。

そんな中でも、特にこちらの本のことは思い出深く、今でも時々懐かしく思い出します。

国際版 少年少女 世界名作全集 小学館(全25巻)

①ピノッキオの冒険 原作:コッロディ
②ガリバー旅行記 原作:スウィフト
③王子とこじき 原作:Ⅿ・トウェイン
④宝島 原作:スチーブンソン
⑤若草物語 原作:オルコット
⑥家なき子 原作:マロ
⑦ロビンソン・クルーソー 原作:デフォー
⑧白い牙 原作:J・ロンドン
⑨八十日間世界一周 原作:ベルヌ
⑩ロビン・フッドの冒険 原作:大デュマ
⑪アンクル・トムの小屋 原作:ストー夫人
⑫幼い天使 原作:F・モンゴメリー
⑬三銃士 原作:大デュマ
⑭ベン・ハー 原作:ウォレス
⑮トム・ソーヤ―の冒険 原作:M・トウェイン
⑯クオレ 原作:デ・アミーチス
⑰ゆうかんな船長 原作:キップリング
⑱モヒカン族の最後 原作:クーパー
⑲パール街の少年たち 原作:モルナール
⑳少年デビット 原作:ディケンズ
㉑皇帝の密使 原作:ベルヌ
㉒獅子王リチャード 原作:スコット
㉓アーサー王物語 原作:ルーリ
㉔アボット 原作:スコット
㉕愛の四姉妹 原作:オルコット

こちらは1976年から1978年に出版されたもの。

40代の皆さんの中には「家にもあった~」という方多いのではないでしょうか。

毎月1冊づつ届いたこの本、世界の名作ぞろいでストーリーの良さはもちろんなのですが、私が特に惹かれていたのは挿絵の美しさでした。

子供向けの本とは思えないほど、緻密で美しい、そして高級感のある画が多く、どのページの絵も一枚の絵画のような重厚感があったように思います。

【愛の四姉妹】オルコット作

「若草物語」の続編。姉妹が成長してそれぞれの愛の形をみつけていく物語です。

「若草物語」はとても有名で映画にもなっていますが、こちらの「愛の四姉妹」のほうは読まれたことがない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

子供心に、愛する人と幸せになっていくストーリーに心ときめいて憧れたものでした。

髪の流れ、肌の質感、ドレスのシワの線、色使いなど繊細で美しいタッチの画風が好きで、ずっと挿絵だけを眺めてながらページをめくることも。

長女のメグが庭の実でジャムづくりに挑戦する話があるのですが、文章からも甘~い香りがただよってくるみたいでとても好きなエピソードでした。

【白い牙】J・ロンドン作

ホワイト・ファングと名付けられたオオカミの血をひく犬が、過酷な運命に翻弄されながら最後は信頼できる主人と出会い、幸せな生活を送る話。

昔から大の犬好きだった私は「前世は犬だったんじゃないか」と本気で思っていたのですが、子供の頃にこの本をボロボロになるまで読んでホワイト・ファングに感情移入しすぎたからかもしれません・・・。

他にも、涙なくしては読めない、母を亡くした裕福な家庭の兄弟の話【幼い天使】

瓜二つの姿で生まれた王子とこじきが、入れ替わり互いの人生を体験しながら成長していく【王子とこじき】など、どの本も毎月届くのが楽しみで、夢中になって読んだ記憶があります。

これらの本を与えてくれた両親には今でも本当に感謝しているくらい、私の中では思い出深いものになっているのです。

でも、私が高校生の頃に全巻を小学生だった従妹に譲り、実家には1冊も残っていませんでした。

なぜ、2冊だけ手元にあるのか?

夫と子供の頃の思い出話になり、この名作集のことを熱く語っていたのです。

あー、思い出したらもう一回読みたくなった!あの絵がみたい~!

じゃあ中古で探してみたら?

えっ!

あまりに昔の本だったので、「中古で探す」ということすら思いつきませんでした。

探してみると・・・・ある、ある!!



装丁も内容も素晴らしい本なのに、どうして絶版になっちゃったのでしょうか・・・。

現在も子供向け名作集はありましたが、これほどのクオリティのものはないような気がしました。

さて、本当は全25巻欲しいくらいでしたが、さすがに置くスペースがない。

(立派すぎて、けっこう重いのです)

迷った末に、もっともお気に入りだった「愛の四姉妹」「白い牙」の2冊を選びました。

数日後、手元に届いた時に感じたこと。

もっと大きい本だと思ってた!

 

A4サイズの本ですが、どっしりと重みのある立派な本なので、子供の小さい身体にはとても大きな本に感じていたのですね・・・。

大人になって改めて手にとり、年月が過ぎ去ったのを感じました。

 あー、こんなんだった、こんなんだった!

ページをめくる度に当時のことなども思い出し、思わず目頭が熱くなりましたよ・・・。

 

「イヌのひみつ」「ネコのひみつ」(学研まんがひみつシリーズ)

「イヌのひみつ」1978年刊行ですね。

本当にボロボロになるまで読みました~。

読まれた方も非常に多いのではないでしょうか?

カバーはすぐに破れてどこかにいってしまったせいか、中身のクリーム色?ばかり覚えていて、パッとみた時「表紙これだったっけ?そういえばそうだったような・・・」という感じでした。

この本で忠犬ハチ公の物語も知りましたし、載っている犬の種類はすべて覚えました。

現在は犬の品種も増えてもう把握できませんが、子供の頃はほとんどの犬種を当てることができるのが自慢でした。

「ネコのひみつ」も。こっちは表紙覚えてます。

「なぜ干支にネコがいないか?(神様のところに挨拶に行ったら早いもの勝ちで干支にしてくれるという競争で、ネズミにだまされたから)」とか
「ネコが草を食べるのはなぜ?(おなかにたまった毛を出すため)」などのエピソードが載っていて、まんがのイラストとともにいろんなページが思い出されました。

(価格にびっくりしました・・・。希少なんですね。)

中古本しかないのが非常に残念ですが、小学生のお子さんにもぜひおすすめしたい一押しの作品ばかりです。

皆さんにも、こういった記憶に残る本が1冊はあるのではないでしょうか?

思い出の本を中古で探してみるのもいかがでしょうか。

とても懐かしくて楽しい時間を過ごせますよ♪